太刀に対して杖で対応する技の中から、今回は呼吸投げを行います。
太刀を握ったまま前受けを行う場合、太刀が自分に当ったり太刀が邪魔になって腕が捻じれて怪我をする危険性があります。太刀を握った時の前受けは、太刀を握った方の腕から前受けを行うようにしてください。
また、稽古中他の人の太刀や杖が当ってしまう(当ててしまう)ことのないよう、十分な間隔を保って稽古してください。
【ポイント】
(1) |
太刀による突きを相半身で受けの内側に入り身し、杖を剣の握り(右手前)で顔面に当て身を入れ、柄中に杖を差し入れながら転換し呼吸投げを行います。 |
(2) |
太刀による突きを逆半身で受けのうち側に入り身し、杖を槍の握り(左手前)で顔面に当て身を入れ、柄中に杖を差し入れ、杖を表に振り上げ呼吸投げを行います。 |
武器対武器ですのでかなりの緊張感があります。
間合いも普段の素手対素手や素手対武器の稽古と違いますので十分に注意してください。