太刀取り 正面打ち四方投げ [受け:庄野 郁 弐段(港区合気会)]
太刀取り四方投げは、受けの両手を掴んで行う方法、片手と太刀の柄中を掴んで行う方法、太刀の柄中と太刀の峰から鎬に掌を添えて行う法があります。今回は太刀の柄中と太刀の峰から鎬に掌を添えて四方投げを行います。
【ポイント】
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太刀取り 正面打ち 相半身四方投げ 表
相半身に浅く入り身し、右拳でわき腹に当て身を入れ、透かさず柄中に指を差し入れ、左手は峰に添えて親指の付け根で挟み、下半身から受けの左側面に運足して受けを崩し四方投げを行います。崩し方は前回の「杖取り 中段突き 相半身四方投げ」と同じです。
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太刀取り 正面打ち 逆半身四方投げ 表
逆半身に浅く入り身し、左拳でわき腹か裏拳で顔面に当て身を入れ、すかさず太刀の鎬部分に右腰を付け右側に運足しながら柄中に隙を作り、左手を柄中に右手を峰に添えて親指の付け根で挟み、下半身から受けの右側面に運足して受けを崩し四方投げを行います。
崩し方は前回の「杖取り 中段突き 逆半身四方投げ」と同じです。
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太刀取り 正面打ち 相半身四方投げ 裏
(1)の崩しから、受けの右側面に運足し転換して四方投げを行います。
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太刀取り 正面打ち 逆半身四方投げ 裏
(2)の崩しから、受けの右側面に運足し転換して四方投げを行います。
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